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mizaの日記だったりメモだったり

複雑なアメリカの家族をシンプルなロードムービーにする実験映画「6才のボクが、大人になるまで。」


映画『6才のボクが、大人になるまで。』 大ヒット上映中

 

6歳の男の子が18歳になるまでの12年を表現したいからって全員本人で本当に12年間も撮影するとかある種の「狂気」だと思う。まあ思いついたアイデアを実行しちゃうのがすごいところです。
 
アメリカの典型的な青春にどこまで感情移入できるかは観客次第ですが、自分自身でも忘れていたような記憶の断片を思い出すことができてちょっとくすぐったいことも。
基本的には淡々としたトーンで日常が続きます。それぞれのエピソードもいい意味で等価値で描かれるので「世界の危機を救ったり」することが大好きなかたには物足りないかも(ってそんな人は観ないか)
なんだか自分の子どもというか甥っ子をもったような不思議な感覚の映画です。
 
 

 

Boyhood

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