出会いについて、そして沖縄
※この記事はICT アドべントカレンダーの20日目の記事です
昨日はふくいいんちょのmitoさんです。
最初にちょっと自己紹介:
横浜の某企業につとめるサラリーマンのオッサンです。
小学生の時、イトコの家で見たワンボードコンピュータのTK-80に感動し、近所の電器屋で朝から晩まで店頭プログラミングをしているうちに店員よりもコンピュータに詳しくなりそこらのオッサンに売りつけつつ(当時はそんなコンピュータ少年がけっこういました)はじめて買ったのがPC-6001。その後、友達の天才プログラマにセンスの差をみせつけられ「コンピュータでは食えない!これは趣味にする」と固く心に決めて、海外への野望に切り替え。大学卒業後、ベトナムの孤児院での仕事が決まり、渡航前にちょっと小銭を稼ぐためにパソコン通信屋で仕事したのをキッカケに、帰国後ネットの世界へどっぷりと。
気がつけば、モバイルやら新規事業やらの日々。気がつけばリストラの波をかぶり早期退職。せっかくのチャンスなのでフィリピン留学してきたら「は!南の島が呼んでいる!」などと思いつつ今の会社に拾ってもらったのが去年の秋でした。
「コンピュータとプログラムが大好きでたまらない学生はどこにいるのかな?」
おもえば社長が発したその一言から私の沖縄への旅がはじまった。
(中略)
某政府機関の沖縄視察ツアーがあるけど参加する?
Yes:参加する←
No:参加しない
某政府機関により沖縄へ送り込まれた私はついに沖縄高専へとたどり着いた。
講堂で素晴らしいプレゼンを聞きつつ、潜入工作をスタート。
プレゼンを終えた学生さんがいるぞ。話しかけてみる?
Yes:話しかける←
No:隠れる
どうやらICT委員会の構成員らしい。活動拠点を聞いたぞ。遊びに行く約束をする?
Yes:あとで遊びに行く約束を強引にする←
No:お礼を言って帰る
M教授があらわれた、プレゼンする?
Yes:必死にプレゼンをする←
No:あいさつして帰る
なんだか怪しまれつつも、教室へさそってくれたぞ。行ってみる?
Yes:学生さんと約束したんでーもちろん行きまっす。←
No:またこんど
M教授と一緒に教室へついたぞ。なんだかプレゼン大会をするらしいぞ。見てみる?
Yes:おもしろそー!もちろん見る!←
No:あまりグイグイいってもなあ。帰る
感想を言ってほしそうにこっちを見ている。正直に答える?
Yes:正直に感じたことを超上から目線で偉そうに語る←
No:社交辞令でほめまくる
とりあえずいろいろ話はできたが、今日の宿を予約してないぞ。泊まるところを聞く?
Yes:学生寮に泊まらせてと頼む←
No:そのへんで野宿
明日は入学試験なので断られたぞ!しかも基本的に部外者はNGだ!名護に行くタクシーを呼んでもらう?
Yes:タクシーで名護へ←
No:辺野古の海岸で野宿
名護はウォーキング大会前日なのでどこもホテルは満室らしい。
とりあえず最初のホテルに突入して聞いてみよう。
あれ、ツアーで一緒だった人がいるぞ。話しかけてみる?
Yes:これも運命だ。とりあえず声をかけてみよう←
No:話してもしかたない、次のホテルへ急ごう
まだチェックインをしていないらしい、フロントに聞いたらベッドは2つ。
一緒に泊まれるか頼んで見る?
Yes:袖すり合うも他生の縁、一緒に泊まろうと頼み込む←
No:そんなこと頼めるわけ無いだろ!ほとんど話ししたこともないのに
快諾いただけた!しかも次の日は美ら海水族館からの今帰仁城寄っての首里城まわっての、レンタル自転車で瀬長島でサンセット。
沖縄最高!(もちろんこの日の出張費はでなかったぞ!)
沖縄高専のみんながあまりのグイグイ来る感じに怪しんでるらしい。どうする?
Yes:本物のエンジニアをみせてやんよ 社長を送り込む←
No:てきとーにごまかす
(後略)
ということで
私の人生は常にYesを選択しつつ、まわりの善意に助けられながら続いている気がします。こんな馴れ馴れしい人間ですが、会社の技術力は本物ですので末永くお付き合いいただければ幸いです。
来年こそはもっといっぱい遊びに行きたいと思いますので、よろしくお願いします。